メンターブログ

許すとか許さないとか1

ブログアイキャッチ画像

こんにちは。こんこんです。

様々な方のご相談にのりながら、自分はあの時のことを許したのかな?
と振り返ってみることにしました。

結論から言うと、「許した」と言うより「どうでもよくなった」
という感じです。
「あの時のことについて、執着しなくなった」
という言い方もできるかもしれません。

2つ例を挙げようと思います。

1つめは、母親に対してのことです。
発端は大学生時代の時だったかな。

中学校時代の夏休みの宿題かなにかで絵を描いて、
その作品が市だか県だかの作品展で賞をもらって表彰されたことがあったのです。
その時もらった賞状は、なんとはなしに親がとっておいたようなのですが、
家の片付けをしている時に、
突然母親が「もうこんなのいらないよね」と
私の目の前でそれをビリッと破いて捨ててしまったのです。
その時は、とてもショックでした。
(今思うとショックを受けている自分にもツッコミがたくさんあって笑えてくる)

その場で泣いたり怒ったりするほどではなかっとは言え、
まるで、「絵を描くことが大好きな私」もマルッと否定されたような
気持ちになってしまったのです。
その出来事は、長年もやもやもやもや私の中でわだかまっていました。

なんであの時お母さんは、わざわざ私の目の前で破り捨てたのだろう・・・
私が絵を描くことはいけない事なのだろうか・・・
私が好きな事を理解してくれないお母さんは、なんて酷い人なんだろう・・・許せない!

ずっと考えていましたが、一人でぐるぐる考えていても答えは出ませんでした。

それから10年以上経ったころですかね。
再び実家を片付ける機会がありました。
その時に思い切って、
「前回は賞状を破り捨てられちゃって、ちょっとショックだったんだよねー」
とさりげなく母親に言ってみました。

母の返事はなんと「なにそれ、覚えてない」でした・・・!

つづく