許すとか許さないとか4
こんにちは。こんこんです。
2例目の続き。これで最後です。
さて、「私もズルかったな」と私はいつ気づいたのでしょうか。
正解は、ついさっきです。
ほぼほぼこのことを思い出すこともなくなって時期を経て、
皆さんのお悩み相談を読んで、
私もちょっとだけで当時を振り返ってみようかな~と思えたから、
私自身もズルかったことに気がつけたのだと思います。
自分に起こった出来事を冷静に俯瞰できるようになるまでの時間って
大事です。
今でも彼に対してプンプン怒っていたら、こんなに冷静に自分にツッコミは
入れられなかったでしょう。
(そういう意味で、ちゃんと怒りとか呆れとかを、彼と別れるという手段で消化しておいて良かったな、と思います)
渦中の当時も、自分がズルかったことに気づくきっかけが無かったのか?
というと、そうでもなくて。
私が自分で、彼氏と別れた~と言いふらしていた時に、
当時は分からなかったけど、今は分かるなという意見がありました。
今でも覚えているということは、当時の心にも引っ掛かるものがあったのでしょう。
それは、会社の先輩の
「こんこんさんが怒るのも分かるけど、彼もまだ若いしなあ~~
若いから許してやってよ」というもでした。
当時は、
「はぁ~??!! 病人よりも自分を優先する人を許すとか意味わかんないし」
と思ってましたが、
今はちょっとだけ分かります。
看病する側の気持ち、大変さも分かってきて、
(いや彼氏はべつに看病してくれる立場ではなかったけど)
看病する側が疲れてきちゃった場合、
「いーなーこいつは寝てて!」とか思ってしまう瞬間もあると思うのです。
その気持ちと似ているなと思ったのです。
もちろん、思っているだけの状態と実際に口に出してしまう事の間には
大きな隔たりがあると思いますが。。。
だからこそ先輩の「『若いから』許してやってよ」だったのだなあ、と
今ではしみじみ思います。
渦中にいる時は「許せない!」と思っていても
こうやって、今では しょうがないなあ~と思えてくるのは不思議な感覚です。
当時、仮にここまでの境地に至っていたとしても彼とは別れていたような
気はしますが、
ずーっと「許せない」を抱えているよりは気が楽だなと思えます。
もちろん、いつか許すこと=正解では無いと思います。
許せない気持ちをずっと抱え続けている時間も、必要だと思います。
心の内側から「もういいかな」と思える日が来た時が許せる日なのかな、
と思いました。