メンターインタビュー:Stellaさん
悩みごとやモヤモヤすること、不安に思うことをインターネットで気軽に相談ができる「TOKYOメンターカフェ」。仕事や子育てなどを経験してきた方が、都民メンター(助言者)となって多様な悩みに寄り添い、悩みを抱えて次の一歩を踏み出せずにいる女性を支援します。
今回は、都民メンターの1人であるStellaさん(30代)に、ご自身が経験してきた悩みやメンターとしての意気込みを伺いました。
今回、なぜ都民メンターに応募されたのですか?
私は普段、会社員として人事の仕事をしています。2年ほど海外に赴任していたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、帰国を余儀なくされました。
同じ頃、「コロナ禍で生活が一変し、家庭や仕事の悩みを抱える女性が増えている」というニュースを目にしました。私はキャリアコンサルタントの資格を持っているので、本業を続けながらも、何か悩んでいる人の力になれないかと思い、メンターに応募しました。
仕事と育児の両立に苦労
Stellaさんがこれまで悩んでこられたことを教えてください。
私は今、10歳と7歳の子どもを育てていますが、これまでいろいろなことに悩んできました。特に苦労したのは、仕事と育児の両立です。
仕事に復職したものの保活に失敗し、長男と次男は別々の保育園に通うことになりました。保育園の送りは夫に任せて、7時前に出社する日を作り、少しずつ溜まった仕事を片付けていました。毎日ダッシュで子どものお迎えに行って、夕食を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて。
限られた時間を有効に使おうと心がけていましたが、とにかく目まぐるしい毎日で、生きている心地がしなかったですね。右から左へタスクをこなしているような感じで、育児も仕事も中途半端な気がしていました。
振り返ってみて、Stellaさんはどう悩みを解決していったのでしょうか?
一人でいろいろと抱え込んでしまうことも多かったのですが、振り返ると、自分で悩みを発信することが大切なのだと気づかされます。
子育ての面では、夫に保育園の送りや朝ごはんの準備をお願いしたり、子どもがインフルエンザに罹患した時は数日だけ義両親に面倒を見てもらったり。行政サービスを活用して、一時預かりを利用させてもらったり。
仕事の面では、時短勤務の時は、「できないこと」ははっきり伝えながらも、余裕がある時は率先して周囲のサポートに回るなど、職場の同僚と協力関係を築きました。
まずは、悩みを相談しようとアクセスしてくださった勇気に感謝
Stellaさんはどんな都民メンターになりたいですか?
メンターカフェで相談される方は、きっと身近な人には相談しづらいお悩みをお持ちなのだと思います。まずは、悩みを相談しようとアクセスしてくださった、その勇気に感謝をして、できる限り気持ちに寄り添いたいと思います。
相談者さんのモヤモヤの整理を一緒にしたいですね。悩みは深くなると、とりあえずモヤモヤ・イライラして、負のスパイラルに陥ってしまいます。何が引っかかっているのか、何が悩みの種なのか、悩みの言語化のお手伝いができたらいいなと思っています。第三者からの目線で考えた時に、何か気づきが生まれるのであれば。子育てのことに限らず、ライフに関わることなら、ぜひなんでも相談していただきたいです。
さまざまな苦労を乗り越えてきた都民メンターに、あなたの悩みを打ち明けてみませんか?