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私の母は事あるごとに良く褒めてくれる人です。幼少期からずっとそのような育てられ方をしたので私も人や物、料理など素敵だと思ったらすぐに褒めてしまいます。
褒められるとすごく嬉しく感じるので勝手に周りもそうだと思っていたのですが、この間友人から
「色々と褒めてくれるのは嬉しいしあなたの良いところだと思うけれど、何でもかんでも褒められると軽く感じてしまって嬉しくなくなってしまう」　と言われました。

私は褒めようと思って褒めているわけではなく、本当に心から思ったことを伝えているし、それで相手が喜んでくれるのならこちらも嬉しいな、というテンションです。不自然でないように、“ただ単に褒める”ことはしないようにもしています。仲の良い友人にそんなことを言われるなんて思っておらず、また、そんなにはっきりと言われるほど友人を悩ませてしまっていたことに、すごく動揺してしまいました。

母がよく褒めてくれるのは普通のことではなく、とてもありがたいことだとわかっています。だからこそ私は、自分が人のいいところを褒められるのを長所だと思っていました。

友人も、悪意をこめて私にこんなことを言ったのではないと分かっています。確かに私は何かを褒めることが多い分、特別な感じが失われてしまうのだと気付かされました。その友人には「褒められ慣れていないから、褒められるすぎると本当なのか分からなくなってしまう」とも言われました。それは本当にその通りなんだろうなと、素直に思います。

しかし、自分の長所だと思っていたところ、そして母の尊敬する部分を否定されてしまったような気がして辛くなります。褒めるハードルを上げてみるなど考えてみましたが、数少ない長所だと思っていたので自分で自分を否定しているようで辛くなってしまいます。幼少期から染み込んでいるものなので、いいなと思ったことをわざわざ言わないようにするのもなんだか変な感じがして嫌です。
大切な友人なのでこの先も良い関係を続けていきたいです。それでもやはり、自分を変えようとしてもうまくいきません。自分の長所(だと思っていたところ)を無理やりにねじ曲げるのを飲み込めない部分もあります。私はこの先、どうしたら良いのでしょうか？

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