みか
プロフィール
死にたいと思ってしまいます。よくある話ですが、
1327 2023.9.18 3:58
中学から起立性調節障害で学校に登校できず、家で昼夜逆転の寝たきり生活でした。
学校に行きたいのに行けない。朝起きられない身体的な問題を誰にも理解してもらえない。副交感神経の乱れで毎日体調が悪いのに、学校をずる休みしたい理由として受け取られてしまう。何よりも堪えたのが夕方に目覚めた時、下校する生徒達の談笑を聞いて、寝たきりの自分と比較した瞬間でした。
けれども、何気なく始めたとあるサイトのチャットで当日不登校だった数名の人達と繋がり、心の支えと思える環境と一生忘れられない幸せな思い出を得ることができました。それからは相も変わらず死にたいと嘆きながらも、前を少しだけ向けるようになり、それから私にも恋人ができたのです。きっとこの時が我が世の春だったのだと思います。
紛うことなき幸せでした。大切な人たちに囲まれて、好きな人に愛していると言ってもらえて。ずっとこのままでいられるだろうと、漠然とした期待と希望で現実的な可能性から目を逸らしてしまうほど、何も変わらずにいてほしいと根拠もなく甘えていたのです。
でも楽しい時間は有限でした。永遠なんてありません。不変でいたいのに周りは変わっていきます。高校を卒業した時には大切な人達とは疎遠となり、恋人も離れていきました。
それから毎晩何年も膝を抱えて泣いていた私は、現実逃避か自己防衛からか忘れっぽくなりました。人に関心を持ちにくくなり、自分に対する出来事に直面しても、先程までの鮮明な思い出すら少し経てば記憶が朧気になります。感情も記憶も薄らいでいき、気付いた時には私は何故ここにいるんだろうと、前後の記憶が切り取られたような感覚でぽっかりと心に穴が空くのです。
消えることはなくても、思い出そうとしなければ忘れたままでいられる僅かな自分の防衛本能は、着実に大切な何かが欠落していきますが、その方が幾分か楽になりました。
それなのに。
当時抱えきれなかった絶望を少しずつ昇華させていたはずなのに、あれこれと自分の都合良い解釈で割り切ってきたはずなのに。もう朧気な記憶の中で過ごした、行き場のない感情が今でも腹の底で燻っています。何故虚しいのか悲しいのかという理由だけが削ぎ落とされた感情が、私を常に死にたいと思わせる。
生きていくのが恐ろしい。どうしても死にたいと思ってしまう。悲しくてたまらない。
この燻りは、どうすれば緩和されるのでしょうか、
学校に行きたいのに行けない。朝起きられない身体的な問題を誰にも理解してもらえない。副交感神経の乱れで毎日体調が悪いのに、学校をずる休みしたい理由として受け取られてしまう。何よりも堪えたのが夕方に目覚めた時、下校する生徒達の談笑を聞いて、寝たきりの自分と比較した瞬間でした。
けれども、何気なく始めたとあるサイトのチャットで当日不登校だった数名の人達と繋がり、心の支えと思える環境と一生忘れられない幸せな思い出を得ることができました。それからは相も変わらず死にたいと嘆きながらも、前を少しだけ向けるようになり、それから私にも恋人ができたのです。きっとこの時が我が世の春だったのだと思います。
紛うことなき幸せでした。大切な人たちに囲まれて、好きな人に愛していると言ってもらえて。ずっとこのままでいられるだろうと、漠然とした期待と希望で現実的な可能性から目を逸らしてしまうほど、何も変わらずにいてほしいと根拠もなく甘えていたのです。
でも楽しい時間は有限でした。永遠なんてありません。不変でいたいのに周りは変わっていきます。高校を卒業した時には大切な人達とは疎遠となり、恋人も離れていきました。
それから毎晩何年も膝を抱えて泣いていた私は、現実逃避か自己防衛からか忘れっぽくなりました。人に関心を持ちにくくなり、自分に対する出来事に直面しても、先程までの鮮明な思い出すら少し経てば記憶が朧気になります。感情も記憶も薄らいでいき、気付いた時には私は何故ここにいるんだろうと、前後の記憶が切り取られたような感覚でぽっかりと心に穴が空くのです。
消えることはなくても、思い出そうとしなければ忘れたままでいられる僅かな自分の防衛本能は、着実に大切な何かが欠落していきますが、その方が幾分か楽になりました。
それなのに。
当時抱えきれなかった絶望を少しずつ昇華させていたはずなのに、あれこれと自分の都合良い解釈で割り切ってきたはずなのに。もう朧気な記憶の中で過ごした、行き場のない感情が今でも腹の底で燻っています。何故虚しいのか悲しいのかという理由だけが削ぎ落とされた感情が、私を常に死にたいと思わせる。
生きていくのが恐ろしい。どうしても死にたいと思ってしまう。悲しくてたまらない。
この燻りは、どうすれば緩和されるのでしょうか、